REGZA外付けハードディスク交換(作業記録)
*2009年04月14日の日記をそのままコピー*
REGZA37Z7000の録画用に、対応が謳われていないHDDを使用していたらディスクの管理領域が壊れてしまったようだ。それ以前から、使用していない時間が数時間以上あると認識に失敗するなど、HDDの省電力がらみで何かよろしくない状態だった様子(REGZA側はHDDについては省電力モードはオフにしてある)。
現象
・「未登録のHDDが検出されました」というメッセージが出て、録画済みデータの参照ができなくなった
※再登録すると、新規ディスクという扱いになりフォーマットされるため録画データが削除されてしまう
やりたいこと、できたこと
・ ”未登録”となってしまったHDDを修復し、録画済みデータを再生できるようにしたい
・ エラーが起こるHDDの内容をそっくりそのまま別のHDDにコピーし、今後はそちらのHDDを使うようにしたい
準備した物
・新しいHDD (対応機器を確認するべし。kakaku.comでのトラブル相談を見ている限りではBuffaloの方がよさそうです。2009/4/13現在)
・XFSファイルシステムを扱うことができるPC
(具体的には、KNOPPIXのDVD版をダウンロードし、DVDに焼き、そのDVDでThinkPad X41を起動しました)(多分CD版でも大丈夫です)
やったこと
1. 新しいHDDをREGZAに接続、画面に従って登録およびフォーマットを行う(修復のみの場合、この作業は不要)
2. 設定→レグザリンク設定→USBハードディスク設定→機器の取り外しを実行してからHDDをREGZAから取りはずす(USBハードディスク接続の作法はREGZAのマニュアルに従っておく)
ここからはLinux(ThinkPad X41+KNOPPIX5.3.1DVD)
3. 修復したいHDDと新しいHDDを接続した状態でLinuxを起動
以下、修復したいHDDを/dev/sdb1、新しいHDDを/dev/sda1とします
("sdb1"や"sda1"は、KNOPPIXの場合、デスクトップアイコンで確認できるはず。できない場合はdmesgコマンドの実行結果をじっと見て($ dmesg | less)それっぽい所を探す)
4. 修復:sudo xfs_repair -Lv /dev/sdb1実行、終わるのをじっと待つ
修復だけで良い場合、この作業のみでKNOPPIXを終了させ、REGZAに再接続。多分これで認識されるようになるはず(私は2回これで大丈夫になった:ああ、2回ダメになったのさ)。だめだったら他の手を探すかあきらめてフォーマットしちゃってください。
5. 移行:su実行後、
# xfsdump -J - /media/sdb1 | xfsrestore -J -p 120 - /media/sda1
xfsdumpで旧HDDの内容を吸い上げxfsrestoreで新HDDへ書き込んでいます。 -Jはジャーナルを更新しないというオプション、-p 120で2分おきに経過を表示しています。
6. KNOPPIXを終了させ、新HDDをREGZAに接続し、REGZAの電源ON。
7. 上手くいけば何もメッセージが出ないはず(登録済みのHDDが接続されている状態なので)。録画リストが表示できたらめでたしめでたし。
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ものすごく参考にさせていただいたページ。ありがたや。
REGZAのUSB HDDが未登録に
xfsdump,xfsrestoreでXFSのディスクコピー
xfs パーティションを手抜き操作する方法
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